日々

古い日本映画を観ている~『家族会議』Family Meeting (1936)

Family Meeting (1936)

【スタッフ&キャスト】原作:横光利一 脚本:池田忠雄 監督:島津保次郎 撮影:桑原昂 出演:佐分利信/及川道子/高杉早苗/桑野通子/高田浩吉

二度目になるが 高田浩吉の名があるのに気が付いた

一度目見た時は分からなかったが

今度確認できた 古い日本映画をずっと見てきたが

彼の映画を観るのは初めて 嫌られる役回りだが切れ者の若い役をこなしてる

この映画 好きな桑野通子が出ているが 活躍するのは高杉早苗

いい役やってる キャラ的には桑野通子の役だと思うが

桑野通子が大阪の娘のいい役やってるのが

淑女は何を忘れたか(監督:小津安二郎、1937年)

この映画は斎藤達夫との掛け合いも面白い

そして飲酒的で好きな映画

有りがたうさん(監督:清水宏、1936年)

彼女が狂言回し的な役で ほんとにいい

30本ほどの映画に出演している

これまでに観たのは8本くらいかな

もっと観たい女優だ

 

佐分利信が好きで その後結ばれる役の素子を演じえ居るのが及川道子

wikiの記述では「小山内薫の紹介で、築地小劇場に加わる[1]。」とある

「及川道子の最後の出演作であり[1]、及川は公開の2年後に病死した。」とも

この映画でも病弱ではないかと思わせるほどの印象は受けた

実際に倒れるシーンもあったが

この人の名は見たことはあるが 意識したのは今回の映画で

以後気を付けて観る事にしよう

しかし 佐分利信はこの映画では存在が薄いが 古い映画を観るようになって

彼の活躍を思い知ることになる それも大きな収穫

私的にはこの映画 高杉早苗のための映画として受け止めた


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