古い映画を観たくなった~大阪の宿 (1954) その他
An Inn at Osaka 大阪の宿 (1954) Director Heinosuke Gosho
いつも何かしながら観ているので じっくり内容は追っていないが
後半 佐野周二が支社長相手に料亭で意見するところ
乙羽信子の威勢のいい芸者のタンカもあって 面白かった
大坂の宿屋を舞台にした人情喜劇 乙羽信子が印象に残る
支社長役の田中春男も昔の映画では常連 どの役もいい味出している
Mikio Naruse – Ani imôto 1953 VOS (Older Brother, Younger Sister)
兄と妹というのは文学でも映画でも よく取り上げられるテーマ
兄役の森雅之は石工 あらくれた様子が最初誰だろうと思ったくらい
その前に観た彼の映画『白痴』での役と全く違っているので
見分けがつかなかったのだろうか 役者のどんな役にもなりきることの力を
見た思いがする
京マチ子がその妹役 可愛がった妹が東京に行って変わってしまった
その腹立ちが兄にはある お盆に帰ってきた妹と大喧嘩する
心の底では思い合っている兄と妹の 大人になってすれ違う思い
もう一人の妹役が久我美子 彼女が出た映画も よく観るようになった
堀雄二もよく見る俳優 この映画にも出ていた 彼が印象的な役を演じたのは
田中絹代主演 溝口健二監督作品の『お遊さま』 私はこの映画の世界が好きだ
堀雄二は お遊をお見合い相手と見間違えたが それで好きになる
その思いを秘めて妹と結婚する 姉 お遊のことを大好きな妹は
お遊の心を察して結婚した夫役の堀雄二とは妹になるといって 夫婦関係は持たない
その間に入って苦悶する難しい役を演じていて好感を持てた
乙女ごころ三人姉妹 1935年 成瀬巳喜男監督 出演 細川ちか子
門付・・・いわゆる流しの走りか
その家に育った三姉妹の運命
門付に出ている娘たちの境遇などが描かれていた
