• 僕らの顧客管理ストーリー ~あの季節を忘れない~

    「よっ! 顧客管理してるかい?」

    「ちょっとちょっと、珠子! いきなりナニ言ってるんだよ!」

    「あら、慎一郎。アタシ何かおかしなこと言ったかしら?」

    「いやいや、自己紹介もなしにいきなり本題に入るから。ほら読者さんがびっくりしてるじゃないか」

    「おや、慎一郎。珍しくいいこと言うじゃないか。では、あらためて。はじめまして! アタシは珠子だよ。花も恥らう寄生虫さ♪」

    「僕は慎一郎です。一応 珠子の弟です」

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    「おい! 慎一郎。一応ってどういうことだ!」

    「いえ、なんでもありません(つい口が滑ったなんて言えない)」

    「ほら、栄子ちゃん。そんな隅っこに立ってないで、こっち来て自己紹介して」

    「えーと、はじめまして。栄子です。慎一郎くんと同じアイス屋さんの同期で、彼女です(赤面)」

    「やだー、栄子ちゃんたら! そんなに照れてたら、アタシの方が赤面しちゃうよ」

    「あのー、辰姉。お取り込み中申し訳ないんだけど。そろそろ、『僕タス』の紹介をしてくれないかな」

    「おっと、そうだった。あんたもたまにはいいこと言うね。さてさて、そこのあなた。そうそう、キョロキョロしないでも、あなたのことだよ。あなたはこんなことで悩んでないかい? 『顧客管理が気になるけど、よくわからないしなんだか難しそう』『顧客管理したいけど、どこから手をつけたらいいのかさっぱりわからない』悩んでたら手をあげて、せーの、ハーイ!」

    「珠子さん、読者さんがひいてますよ。もう少し抑えてください」

    「てへへ、つい盛り上がっちまった。じゃあ、栄子ちゃん。紹介してくれるかい?」

    「は、はい。えーと、『僕タス』こと『僕らの顧客管理ストーリー ~あの季節を忘れない~』の連載がはじまります。『僕タス』は、四人の主人公が春夏秋冬四つの季節に織りなす物語です。青春あり、恋愛あり、妄想ありのお話です」

    「おっと、栄子ちゃん。大切なことを忘れてるよ」

    「あ、そうでした。『僕タス』は顧客管理入門小説です。物語を通して、『顧客管理』について学ぶことができる……はずです」

    「栄子ちゃん! はずってなんだい、はずって!」

    「だって、わたし自信なくて」

    「大丈夫だよ、栄子ちゃん。僕がついてるじゃないか。僕に任せれば、顧客管理なんてちょちょいのちょいだよ」

    「慎一郎くん♡」

    「ああ、栄子ちゃん。君の瞳はピ○チュウもビックリの100万ボルトだ!」

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    「こ、こら!誰がちょちょいのちょいだって。顧客管理のタの字も知らないくせに」

    「あ、イヤイヤ。もちろん、辰姉のおかげでちょちょいのちょいという意味だよ。よっ、珠子様! お姉様! 顧客管理様!」

    「(顧客管理様ってなんだよ)まあ、わかればよろしい。というわけで、顧客管理入門青春恋愛妄想小説『僕らの顧客管理ストーリー ~あの季節を忘れない~』は近日公開だよ。よろしくね」

    「えっと、よろしくお願いします」

    「僕の活躍を楽し……」

    ブツッ。

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