日々

自分のものになる

行ってまいりました

 

毛の処理をしても化粧をしても電車に乗っても一向に自覚が沸かなくて、

待ち合わせの時間が迫って「今から知らない女の人とエロいことするんだ」と

これからのことを確認するたび心がざわざわと落ち着かなかった

 

口の渇きで吐きそうになりながら待ち合わせに向かうと、

親しみやすそうな綺麗なお姉さん

想像していたよりカラッとした人で、

私この人とエロいこと出来るの?と思った

本当に普通の人だったから

 

お姉さんは優しくて、普段なら誰にも拾われないような一言も

綺麗に受け取ってくれて、分かろうとしてくれた

私も変な客だと思われたくなくて控えめに振舞ってたけど

私が出来る精一杯を受け止めて、認めてくれたのは

今まででお姉さんだけだと思った

 

こっちおいで、と言われて後ろから抱きしめられて、

幸せだー、と言ってくれた

ほんまかいなって疑いと、嬉しい気持ちでせめぎ合ってた

 

お風呂場でした初めてのキスは、めちゃくちゃ柔らかくて気持ちよかった

気持ち悪いって感情が沸かなくて、本当によかったと思った

 

それまでカラッとした雰囲気だったお姉さんは

ベッドに入るとすごく自然な流れで妖艶なお姉さんの雰囲気に変わった

○○ちゃん美味しい、といって体中を舐めてくれた

うっとりとした声で、○○ちゃんの体 綺麗…と褒めてくれた

 

普段の私なら「お世辞言わせてすみません…」と引いてたかもしれないけど、

その時の私はその言葉が心から嬉しかった

 

最終的にはシーツが自分の体液でぐしょぐしょになるまでのことを

していただいた

 

今まで自分とは無縁だと思っていた性のこと

自分一人でする時も、他人のよがっている姿に

感情輸入しないと気持ちよくなれなかったのに

この日、私が気持ちいいことに興奮した

 

私以外のものだと思っていた性的なことが、自分のものになった

 

帰ってからは手足がポカポカして、

お姉さんが触ってくれたこの体が愛おしくなって、

自分の体を触りながら眠った


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