日々

検索を遊ぶ~島田雅彦氏に関して(4)おことばー戦後皇室語録/島田雅彦(編著) ①

今回は「おことばー戦後皇室語録/島田雅彦(編著)」についての検索遊び

マイケルと読書と、、おことばー戦後皇室語録/島田雅彦(編著)

本著は、実際の皇族の発言を時代順に、島田氏の解説とともに編集されたもので、無限カノン3部作の2年後に、出版されています。

検索遊びを無限カノン3部作から始めたのは偶然だが
結果としてはよかったようだ
何の知識もなく 検索だけで自分の関心事にたどり着けるかどうか
それは一つの賭けみたいなもので 結果はどうなるか分からない
分からないなりに進めていくので学問的意味はなく 検索遊びと呼んでいる
関係者の方々には はなはだ失礼なことかもしれないがお許しいただきたい

島田雅彦氏に関する検索遊びは れいわ祭りでの島田氏のスピーチに感動したことにある
私の記憶にある島田氏なのかと確認するために検索 その記述の中に皇室との関係があった
れいわ祭りでの島田氏のスピーチとその記述との違和感と疑問
それが島田雅彦氏の検索遊びを始めた理由
今回は二つ目のテーマ・・・「おことばー戦後皇室語録/島田雅彦(編著)」

ブログ主のyomodalite の以下の記述を読むと この本に好感を持たれていることが分かる

「おことば」は、新聞など、公的発言のみで、私的な発言は含まれていないので、折々に聞いたものや、歴史として知っているものばかりですが、こうしてまとめて読むことで、昭和、平成、未来へと、皇室が時代とともに歩んできた歴史が感じ取れます。

そしてこの本の章タイトルが紹介されている
さらの歴史学者 原 武史氏の文章
「おことば」と「お祭」――島田雅彦と三島由紀夫
が転載されていて参考になった
その文章の中から引用するが 島田がこの本を書いた動機にもあるいは皇室に対する思いにも関係しているかと思われる

島田は宮中の賢所に立ち入ったことはない反面、皇室の一員であった高円宮憲仁とは、三軒茶屋の居酒屋でプライベートに会えるほど親交を結んでいたことが、『おことば』で明かされている。同書全体に滲み出る皇室に対する島田の親近感のようなものは、おそらくこのことと無関係ではないだろう。島田の「おことば」に対する関心も、実は個人的な体験に裏打ちされたものであるような気がしてならない。

三島との関連で最後の記述は興味深く読んだ

天皇や皇族の「おことば」に「君徳の偉大さ」を学んだという島田は、宮中で続けられてきた「お祭」に「祭司かつ詩人である天皇のお姿は活きてゐる」とした三島を、もっと強く意識するべきではなかったか。

また原氏はこの前の文章で
「三島には、日本政治思想史を専攻する橋川文三というよき理解者がいた。」
と述べ
「きわめて僭越ながら、私は島田にとって、三島にとっての橋川文三のような存在でありたいと念じている。」
とまで書いているということは 島田氏への最高の献辞になるのではないか
それもまた興味深い

島田氏の本から離れるが yomodalite 氏はブログタイトル「マイケルと読書と、、」からも分かるように
マイケル・ジャクソンへの傾倒ぶりが敬愛ぶりが ブログ記事からうかがえる
その一部を記事カテゴリーからコピーすると

現代文化・音楽・訳詞

私はこのことにも大いに興味を持った
それには一つの要因がある
かつて私はあるT大教授をいくつかの理由で尊敬していた
動画なども探してよく観ていた
それが昨年10月頃だったか ある民事裁判に原告側記者会見のニュースに触れ
関連記事を調べていると 尊敬するT大教授もその関係者の一人だった
Twitterを中心にT大教授や関係の他のジャーナリスト 著述家のツイートも追ってみた
そこでの発言や態度に私はかなり違和感を覚えた
その違和感がなんであるのか どこからくるものか
どちらの意見考えが正しいのか
この私の違和感を検証する作業は
ある意味自分自身の存在理由を確認証明する作業だと思った
T大教授について尊敬していたいくつかの点は崩れていったが
一つ残っていたのがT大教授もまたマイケル・ジャクソンの信奉者だった
私はマイケルについてはただ一点尊敬していた・・・We are tha worldの共同作詞作曲者
そしてチャリティCDの制作に貢献したということ
他の彼に関することはまったく無知といっていい
だからT大教授のマイケルを信奉するその根底にある思想 あるいは問題点についての考察は
まだ手を付けていなかった
T氏について覚えた違和感はつまるところ人間性の問題
これまで尊敬していたいくつかの理由を全否定することもないのだが
マイケル・ジャクソンについての考察を このブログを知ったことで
記事を読み考えてみようという気になった
これは全く意外な展開で よもやマイケルの記事としかもかなりの熱心なファンのブログに出会うとは
これも何かの縁だと思って無駄にしないようにと心した
いずれこの問題について考えることになると思う
そのことをうれしく思うし
この出会いをありがたく思う
今後に生かしたいと思う


コメント

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