日々

姉さんの日々 9月15日(日)~朝 食欲がない!

この日記はいつもなら夜9時過ぎて・・・いやもっと遅く10時過ぎに書いていますが

今日は忘れないうちにと 洗濯物を干していつものPCタイムに

一番に訪れるさとちゃんちのブログへのコメントよりも先に

朝食の様子を書いておきます

というのもいつもの姉さんとは違ったからです

朝はいつも食欲があって 何度も書いていますがツバメの子状態で

口を開けて待ってるのです これは朝だけのことです

昼と夜は食欲がないのか 口を開けて待ってる状態ではありません

何とかなだめて食べさせている状態

もっと水分取って欲しいと思うのですが それもなかなか難しい有様

朝食はだから やってる私のうれしいし安心するのです

今朝いつもと違うのは 私が寝過ごして7時だと思っていたのがt系の見間違いで8時だったこと

あわてて起きて姉さんにあいさつ 姉さんは当然起きていて

まあまあの笑顔を見せてくれたので安心しました

朝の行事を済ませ 熱いタオルで顔を拭いて髪を整えます

ブラシをかけてきれいになったところで百均の手鏡を渡して顔を見てもらいます

きれいな人だね 誰? この人 〇〇〇〇〇〇子 言える? 言ってみて

私は誰ですか? 名前言える?

いつもの儀式です

するときれいな人だねというと 笑顔を見せてくれます

その笑顔見たさの儀式なのです

それから朝食の準備 少し待たせます

その間に眠くなったのかもしれません

いざ いつものレーズンパンにジャムをつけ

栄養補給剤のエンショアにつけて流動食状態にしたものを

小さじで口に運びますが 口を開けてくれません

あれれ? いつもと違う

あのしょくよくはどうしたの?

こんな事初めてだったので 私は少し慌てました

何度も声掛けしますが 目をしっかり開けてくれません

覚えがありますが半分寝ている状態のようです

こうなったら何も言うことが届きません

うなずいているようにも見えますが それは単なるクセで顔を動かしている様子

無理強いはしないというのを私は鉄則にしていますので

声かけもやめて少し休ませて 次の機会を待とうと思いました

秘策があるからです 昨日紹介した姉さんの好きな百均ローソン?の白桃ゼリーがあるからです

1時間ほど経って ベッドでの姉さんの様子を見ていると寝ている風でもなく

手で頭を書いたりして起きているのです

そこでまた聞いてみました

朝食べてないけど 姉さんの好きな桃のゼリー食べる? と誘ってみました

うんうんとうなずく様子 そこで先ずゼリーから

食べてくれました 味を思い出したように 早めに飲み込んで次を欲しい様子

小さじ4杯ほどあげて パン食べると誘います

クスリを粉にして流動食状態になっているパンに混ぜておいたのです

それを一さじ食べたところで 口を閉ざしてしまったのです

何とかクスリを混ぜた残りのパンだけでも食べて欲しいと思いました

好きな白桃ゼリーを食べて食欲が促されたのか そりゃあお腹はすいているはずですから

私の思惑通りパンも食べてくれました

できれば栄養補給ドリンクのエンショアも飲んで欲しかったのですが

そう然さんも甘くはありません また口を貝のように?閉ざしてしまいました

でもまずは少しでも食べさせることは成功しました

まずは一安心

今これを書いている傍らのベッドから姉さんの小さな寝息が聞こえてきました

姉さんが少し食べてくれたあと 私は洗濯物を干しに裏に いい天気です

洗濯を干しながら 昔の姉さんのことが思い出されました

もう60を過ぎて70近い年齢だったと思いますが

その頃私は大阪のある人のところに入り浸っていました

家賃は入れていたのですが 姉さんは自分で稼がなくてはと思ったのでしょう

早朝からパン屋さんで調理パン作りのバイトを始めました

それ以前にもスーパーの魚屋さんで働いたことがあります

後に私はスーパーの鮮魚の配送のバイトをしましたが

やはり配送する先にも年配の女性がパートで働いていました

姉さんもこの仕事をしてたんだと思いました

鮮魚担当の社員がいい人ならともかく とかくパートの女性に

不満を向けることもあるようです しかも重いものを持つことも

年配の女性にはかなりの重労働もあるようです

昔 まだ今より私が若い頃

姉さんには迷惑の賭けどうしでした

働くときは働くのですが 遊ぶときは働かずに遊んでいました

そんな時姉さんは何も言わず 自分にできることをやっていました

私と会う前から 地道で節制した生活で生きてきた人でした

話せば私はねえさんにひどいことばかりしてきました

そんな姉さんが細々と愉しみで集めていた未使用の切手を売って遊ぶお金にしました

まだまだありますが書けばキリがないので今回はこの辺でやめておきます

だから私が今姉さんにしていることは その罪滅ぼしと思っています

迷惑をかけた心配をかけた 世話になった

そのお返しなのです お返しできることが売れいいのです

洗濯物を干しながら ふと姉さんがパートで働いていた時のことを思い出していました

これからもなにかするにつけ 姉さんのことを思い出すでしょう

そのことを書き残しておきたい それができればと思います

姉さんを最後まで看取ることが私の仕事 私の責任なのです

これまで責任から逃げてきたのが私の人生でした

今度は逃げるわけにはいかない そんな思いです

さて 11時半を回りました

お昼はどうなるでしょう また姉さんとの格闘になるでしょうか

いや姉さんとの格闘ではなく 自分との格闘ですね

朝 眠たかったのか食欲がなかった

少し慌てましたが そのあと少し時間を置いたら少し食べてくれホッといました

お昼はどうなるか

姉さんはどんな顔をみせてくれるか

姉さんの可愛い笑顔がみたいですね

忘れないうちに朝の様子を書いておきました

それではまた

ごきげんよう


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