古い映画を観たくなった~Kenji Mizoguchi, Utamaro and his five women (1946)
https://youtu.be/F0Tzv-g93Pk
溝口健二監督作品
『歌麿をめぐる五人の女』
ラスト近く 田中絹代演じるおきたが 愛人とお蘭を殺した後
歌麿のところでその心情を吐露する 自分の心に忠実に生きたと
鉄火肌の女将の役を演じて見事だった
戦後1年目の作品で これだけの時代物を見事に創り上げている
そのことに感嘆せざるを得ない
映画の世界は 現実世界の再現 リアルな世界で物語 作り話を再現する作業
映画を作る情熱 エネルギーはどこから来るのか
分かり切ったことだろうに 今更のように疑問となっている
絵空事と言えば極論だが 絵空事の映像をなぜに創るか
なぜに必要とするか その根本の疑問 今更ながら