
古い映画を観たくなった~A Woman’s Sorrows 『女人哀愁』 (1937)
A Woman’s Sorrows 『女人哀愁』 (1937)
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映画.comより
解説
親の言うがまま金持ちに嫁いだ女性が自意識に目覚め、妹の自由恋愛を応援する様を描くドラマ。
監督成瀬巳喜男脚本成瀬巳喜男 田中千禾夫原作成瀬巳喜男撮影三浦光雄
入江たか子
堤真佐子
北沢彪
大川平八郎
澤蘭子
入江たか子とPCLの共同制作
それだけ彼女お力があったということなんだね
見合い結婚なんだけど その前の家庭の様子
いとこの妹と弟がボクシングして遊んでるのがいい感じ
この後結婚して 従順に妻の仕事をこなしている
婚家先の家族は冷たい
兄的存在の従兄と銀座でっても
それを夫から叱責される
かけ落ち的同棲をしていた義妹が戻ってくる
女学生のその妹とも冷たくされる
同棲していて別れた男が 再三訪ねてきたり電話してくる
それも冷たく拒絶するが その男が会社の金を使い込みして逃げる
最後に会いたいと電話を入江たか子が受ける 泊っているホテルを教ええる
その事情を知った義妹は 自分が悪かったとたか子にホテルを尋ねる
その事情を知った夫が 会社に連絡するとそのホテルの名を聞きだそうとする
しかしたか子は答えない 義妹の心が分かって教えるが
夫はそんな妻の態度を怒り 出て行けという
たか子はその言葉を聞いて 出ていく決心する
こんなたとえは不謹慎だろうが 東映の高倉健のやくざ映画を思い出した
前半 いろんな仕打ちを受けるが耐えに耐えて
最後に堪忍袋の緒が切れて 憎いやつらをバッタバッタと切っていく
それで映画を観ている者は胸がすっとする
入江たか子のこの映画も 最後にはそんな爽快感を味わった