
古い映画を観たくなった~戸田家の兄妹 – Todake no kyôdai – The Brothers and Sisters of the Toda Family (1941) Yasujirô Ozu
戸田家の兄妹 – Todake no kyôdai – The Brothers and Sisters of the Toda Family (1941) Yasujirô Ozu
https://youtu.be/5f4Chp10Vms
wikiより
1941年(昭和16年)公開の小津安二郎監督の日本映画。
父親が死に 没落した資本家の妻とその娘(高峰三枝子)が
家族である息子や娘の家を転々とし世話になるが
居ずらくなって唯一残された古い別荘で二人暮らしを始める
一周忌に天津から帰った次男(佐分利信)が
母と妹のありさまを見て 兄姉を叱責する
佐分利信が 小気味いいセリフで兄姉を問いただすシーンに
胸がすく思いがする
上流社会の様子を少し垣間見ることができる
高峰の親友役で桑野通子が出ているのも見逃せない
いずれ佐分利信との結婚が予感されて終わる
佐分利信演じる兄の自由な生き方に 希望を託して好感が持てた
息子娘の家をを回るというのは 戦後の『東京物語』に共通するものがある
その母娘版というところか 制作年代的には その原型となるのかも