日々

古い映画を観たくなった~大阪の宿 (1954) その他

An Inn at Osaka 大阪の宿 (1954) Director Heinosuke Gosho

https://youtu.be/ihx39G1L2ro

いつも何かしながら観ているので じっくり内容は追っていないが

後半 佐野周二が支社長相手に料亭で意見するところ

乙羽信子の威勢のいい芸者のタンカもあって 面白かった

大坂の宿屋を舞台にした人情喜劇 乙羽信子が印象に残る

支社長役の田中春男も昔の映画では常連 どの役もいい味出している

 

Mikio Naruse – Ani imôto 1953 VOS (Older Brother, Younger Sister)

https://youtu.be/lrfJIH4SOW8

兄と妹というのは文学でも映画でも よく取り上げられるテーマ

兄役の森雅之は石工 あらくれた様子が最初誰だろうと思ったくらい

その前に観た彼の映画『白痴』での役と全く違っているので

見分けがつかなかったのだろうか 役者のどんな役にもなりきることの力を

見た思いがする

京マチ子がその妹役 可愛がった妹が東京に行って変わってしまった

その腹立ちが兄にはある お盆に帰ってきた妹と大喧嘩する

心の底では思い合っている兄と妹の 大人になってすれ違う思い

もう一人の妹役が久我美子 彼女が出た映画も よく観るようになった

堀雄二もよく見る俳優 この映画にも出ていた 彼が印象的な役を演じたのは

田中絹代主演 溝口健二監督作品の『お遊さま』 私はこの映画の世界が好きだ

堀雄二は お遊をお見合い相手と見間違えたが それで好きになる

その思いを秘めて妹と結婚する 姉 お遊のことを大好きな妹は

お遊の心を察して結婚した夫役の堀雄二とは妹になるといって 夫婦関係は持たない

その間に入って苦悶する難しい役を演じていて好感を持てた

 

乙女ごころ三人姉妹 1935年 成瀬巳喜男監督 出演 細川ちか子

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門付・・・いわゆる流しの走りか

その家に育った三姉妹の運命

門付に出ている娘たちの境遇などが描かれていた

 


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