日々

世界との距離感

1年ぶりに書く。ということはつまりこの部屋に越してきて1年が経った。ここに越してくるまでは家とのいざこざで毎日吐きそうになっていたのだが、こうして距離をとってみると家族も案外悪くないものだな、と思うようになった。そして同時に家族とて別々の人間同士であることに変わりはないのだということも、冷静に見れるようになった気がする。

良い面もあれば悪い面もある。それは誰と接していようが変わらないことで、家族だからといって全て正しいわけでもなく、全て言いなりになる必要もない。逆に全てをはねつける必要もなく、損得なしで批判をしてくれるのもまた家族なのだから蔑ろにしなくともよい。ようやく距離感が掴めてきたのかもしれない。

家族に限らず、私自身とその他はいつだって距離感が大事だ。世界との距離感を、自分の絵との距離感を、仕事との、友達との、推しとの。ありとあらゆるものの距離を常に測り続けている。適切な距離感はどこだろう。考え抜いて配置したとて、それが一気に崩されることは少なくない。

推し、今日も遠いな。そのままでいてほしいな。


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