日々

ファミリーホームは、心の傷ついた子どもたちが健やかに育ち、「ただいま」と笑顔で帰れる『家』

厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業で「小規模住居型児童養育事業」を行う住居を「ファミリーホーム」と言います。家庭環境を失った子どもたちを里親や児童養護施設職員などの経験者が家庭に迎え入れて養育する「家庭養護」です。

子どもたちはたくさんのことを経験しながら少しずつ大人になっていきます。両親とぶつかったり、おやつを取り合ったり、兄弟喧嘩したり、晩御飯を一緒に作ったり、誕生日をお祝いしたり、泣いたり笑ったり。

家』は子どもたちの成長を育む場所です。なんらかの事情で家庭環境を失った子どもたちは、そういった「あたりまえの家」ではなく、児童養護施設で育てるのが今までの日本の「あたりまえ」でした。

多くの子どもたちは、家庭環境とは程遠い環境で日々を送っています。子どもの自主性を尊重し、基本的な生活習慣を確立するとともに、豊かな人間性及び社会性を養い、子どもの自立を支援することを目指す「ファミリーホーム」で、ひとりでも多くの子どもたちを温かい家庭環境で育てるため、日本全国で「ファミリーホーム」の活動がどんどん大きくなってきています。

「一般社団法人おかえり基金」の理事長 土井髙德さん


コメント

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • 新規登録