紙がめくれている表現をもうひと手間かけて、photoshopでリアルなめくれを5分で表現する
簡単そうに見えて、やってみるとなかなかしっくりこない「めくれの表現」
むかし、むかし、モヒカンのマキちゃんってのがお友達にいてセルフポートレイト撮影に参加した事があったんだけど、インスタントカメラで自分自身を撮影するときにおもむろにドライヤーのケーブルを足に巻いてこう言いました。
「コードが巻き付いてるのと巻き付いてないのではまったく違うのよ!」
それから、ひと手間掛けるだけで趣のある作品に仕上がる事を学びました。
photoshopでなにか作る時もひと手間、ひと手間と常に考えて作る事も大切です。なかば、強引な出だしですが、今回は「めくれ」の表現です。紙のめくれや本のめくれ布のめくれの表現は実生活でよく見るはずなのになんとも作ってみるとはじめは不格好になりがちなので、なんども練習が必要です。
この記事のもくじ
Step1 ステッカーを作る
初期設定:カンパスサイズ 800*600
解像度 72 / RGB
↑ここはお好きな設定でどうぞ。
ステッカーは好きに作ってください。シールっぽく作ったりいつもは平面に書いていたバナーなんかでもいいですが、写真がごちゃごちゃになってくると意味が分からなくなるので、シンプルなものがおすすめです。ステッカーレイヤーはグループやスマートオブジェクトにせずにビットマップレイヤーで用意してください。
Step2 影レイヤー
ドロップシャドウという便利な機能もあるのですが、常に影を作る時用に「影レイヤー」を準備するようにします。変形や透明度などで影がさらにリアルな表現になります。
ステッカーのレイヤーを複製して、影レイヤーを作っておきます。
「レイヤー効果」→「カラーオーバレイ」で影っぽい色に変更し、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で通常のドロップシャドウをした時と同じになるように加工します。
Step3 めくってみる
めくる部分を長方形選択ツールで選択。
範囲は厳密じゃなく適当で大丈夫です。
「編集」→「変形」→「ワープ」を選択します。
右下の点から青やじるし方向にめくっていきます。うまくめくれができない、なんか不格好と思っても影レイヤーや仕上げでどうにかなるのでチラっとめくれていれば大丈夫です。
めくれたところ。
もちろん、影レイヤーはそのまま変形していない状態ですが、影レイヤーも同様にワープにて変形してみてください。
Step4 めくれの光を入れる
めくれたところにさらに光のグラデーションを入れる。
新規レイヤーにグラデーションツールでめくれたところに白い光を挿入。ステッカーのレイヤーでクリッピングして「スクリーン」を選択。めくれ部分に光が入る事でさらにめくれがリアルになります。ハイライトが強すぎるので透明度で70%位に調節します。
ハイライト有りと無しの比較。
めくれが不格好であっても、光や影が入る事によりより質感向上に繋がるんですよ。
Step5 仕上げ
ここまで来れば完成です。
あとは影や全体をワープ変形で整えれば完成です。
同様に完成では付箋紙とクリップ、全体のシャドウとハイライトを入れて完成です。
いや、いろいろ他に組み合わせてるからズルい!と言われそうですが、付箋紙や紙の重なりなどもこれを応用すれば難なく作れるでしょう。付箋紙の影部分はどうやってもドロップシャドウではできない影レイヤーならではだと思います。めくれ表現自体が「ひと手間」の部類に入るとも思うのですが、いろいろめくったり剥いたりすると楽しいものです。
「His yoke is EASY」
そろそろ年末のメサイアが(今週末だった)あるので賛美歌を聴いてただけです。
His yoke is easy , and his burden is light
主のくびきは負いやすく、主の荷は軽い
なんのこっちゃわからんけど、この歌ヒーヒヒッヒヒーヒヒッヒーってとこが好きなの。
秀和システム
売り上げランキング: 4917
むかし、むかし、モヒカンのマキちゃんってのがお友達にいてセルフポートレイト撮影に参加した事があったんだけど、インスタントカメラで自分自身を撮影するときにおもむろにドライヤーのケーブルを足に巻いてこう言いました。
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それから、ひと手間掛けるだけで趣のある作品に仕上がる事を学びました。
photoshopでなにか作る時もひと手間、ひと手間と常に考えて作る事も大切です。なかば、強引な出だしですが、今回は「めくれ」の表現です。紙のめくれや本のめくれ布のめくれの表現は実生活でよく見るはずなのになんとも作ってみるとはじめは不格好になりがちなので、なんども練習が必要です。
Step1 ステッカーを作る
初期設定:カンパスサイズ 800*600
解像度 72 / RGB
↑ここはお好きな設定でどうぞ。
ステッカーは好きに作ってください。シールっぽく作ったりいつもは平面に書いていたバナーなんかでもいいですが、写真がごちゃごちゃになってくると意味が分からなくなるので、シンプルなものがおすすめです。ステッカーレイヤーはグループやスマートオブジェクトにせずにビットマップレイヤーで用意してください。
Step2 影レイヤー
ドロップシャドウという便利な機能もあるのですが、常に影を作る時用に「影レイヤー」を準備するようにします。変形や透明度などで影がさらにリアルな表現になります。
ステッカーのレイヤーを複製して、影レイヤーを作っておきます。
「レイヤー効果」→「カラーオーバレイ」で影っぽい色に変更し、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で通常のドロップシャドウをした時と同じになるように加工します。
Step3 めくってみる
めくる部分を長方形選択ツールで選択。
範囲は厳密じゃなく適当で大丈夫です。
「編集」→「変形」→「ワープ」を選択します。
右下の点から青やじるし方向にめくっていきます。うまくめくれができない、なんか不格好と思っても影レイヤーや仕上げでどうにかなるのでチラっとめくれていれば大丈夫です。
めくれたところ。
もちろん、影レイヤーはそのまま変形していない状態ですが、影レイヤーも同様にワープにて変形してみてください。
Step4 めくれの光を入れる
めくれたところにさらに光のグラデーションを入れる。
新規レイヤーにグラデーションツールでめくれたところに白い光を挿入。ステッカーのレイヤーでクリッピングして「スクリーン」を選択。めくれ部分に光が入る事でさらにめくれがリアルになります。ハイライトが強すぎるので透明度で70%位に調節します。
ハイライト有りと無しの比較。
めくれが不格好であっても、光や影が入る事によりより質感向上に繋がるんですよ。
Step5 仕上げ
ここまで来れば完成です。
あとは影や全体をワープ変形で整えれば完成です。
同様に完成では付箋紙とクリップ、全体のシャドウとハイライトを入れて完成です。
いや、いろいろ他に組み合わせてるからズルい!と言われそうですが、付箋紙や紙の重なりなどもこれを応用すれば難なく作れるでしょう。付箋紙の影部分はどうやってもドロップシャドウではできない影レイヤーならではだと思います。めくれ表現自体が「ひと手間」の部類に入るとも思うのですが、いろいろめくったり剥いたりすると楽しいものです。
「His yoke is EASY」
そろそろ年末のメサイアが(今週末だった)あるので賛美歌を聴いてただけです。
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