• 「ふーっ」というものを漢字で書くとどうなるだろうか。

    「府ーっ」・・・違う。
    「譜ーっ」・・・こんなおしゃれじゃない。
    「腑ーっ」・・・臓器っぽい。こわい。
    「吹ーっ」・・・多くのかたはこう考えるだろう。

    思い切って本人に聞いてみた。
    すると予想外な回答が返ってきた。
    「ふーっ」ではなく、「ふうーっ」らしい。
    たしかに「う」をつけるだけで、躍動感が違う。
    つまり「ふうーっ」は「封ーっ」とのことだ。

    彼は生まれつき霊感が強かったらしい。
    小学5年生を超えたあたりから、さらに強くなりこれではいけないと思い、
    編み出したのが「封ーっ」だった。

    「封ーっ」には意味が二つある。
    一つは文字通り、「霊を封じる」こと。
    二つ目は、「霊気を体内に封じ」、身体の免疫力を高めているのだ。
    正直意味あるの?と思う方もいるだろう。
    意味があるかどうかは自分次第なのだ。

    この意味を理解するもの(私)が現れ、いつしか彼は「封ーっ」を使わなくなった気がする。
    恥ずかしさだろうか。いや、「封ーっ」を使うまでもなく、霊たちを従えている証拠だろう。

    一つ言えるが、私はこの先永遠に「ふうーっ」は言わないだろう。
    というか言いたくない。