40代の憂鬱
飛騨の結婚した彼は、自分の会社を経営し、結婚もし、絵にかいたような幸せを手に入れているように思えた。
自分はとういと、仕事はそこそこ頑張っているものの、40超えた今でも独り身で、年々歳を重ね、ゲイとしての市場価値がどんどんさがりつつある現実に直面している。
他人と比べてもしょうがないとわかりつつも、自分の行く末を心配しないでいられる年代ではないのです。
僕よりさらに上の世代のゲイの方は、女性と結婚して生活している人も多いと聞いています。 僕の同年代のゲイは、結婚しないで一生を過ごすようになりそうな人が多いような気がします。 一体、数十年後どのような生活をしているのか、ロールモデルがなく、今のところ想像がつかないです。
同年代のゲイが逮捕されました。 それほど裕福ではない土地の子供たちを、食事や遊びに連れて行っていたところを目撃されていて、その後少年らへのわいせつ行為が発覚したそうです。
もちろん少年らにわいせつ行為は決して許される行為ではないですが、一人でいる寂しさからこういう一線を越えた行為に及んでしまったなどと考えると、身につまされる思いです。
たとえどんなに一人で寂しくなったとしても、自分を見失うことなく、周りに迷惑をかけないように最低限生きていくように心がけたいものです。