まぁちゃんという子猫を飼っています
かれこれ1年ほど前でしょうか。
先生時代のお友達からLINEが来て
「子猫どう?」って来まして。
お父ちゃん(ルイマゲドン)が他界してから何度も子猫を貰おうと思っていたんですが、なかなかタイミングが合わずに結局あきらめていたんですがね。この時ばかりは「チャンスは自分で掴むもの」と思ったんでしょうね、自分。
すぐに生まれたばかりの子猫を見に行ったわけですよ。
この茶色の他には5匹も三毛猫(すべて雌)も産まれていました。このクリックリな眼差しに、ファミパンでしたね。でもね、子猫を産んだお母さん猫は猫エイズでした。
あんま、気にしないんですよね。
エイズとかいっても。
でもいろいろ調べましたよ。
人のエイズとまったく違うのもわかりました。
母猫が猫エイズウイルスを持っていても、感染している母猫の産道を通る時、胎子は袋に包まれていますから、その過程で母子感染する可能性はほとんどないとされてきました。猫エイズの母子感染
3ヶ月の検査後、陰性でした。
「まぁちゃん」とは
チャンミと呼んでいる先住民の老猫は本名「ミルミル・R」です。厳密なくじ引きで名字と名前が決まったわけですが、もう17年も前の話。さぁ、新しい子猫はかわゆぃ名前をつけちゃうよ★とお家に迎えるまでに考えておく予定でした。
結果:まったく考えず。
結局「その時の気分」「その時の自分たちの流行」で決めることになりました。ま、いつも通りなんですがね。でも、「ちゃーちゃん」とか「ちゃとらん」とかありきたりな名前はぜったいに避けようとは心に決めていました。
そして、渋谷を経由して家についた途端名前が決まりました。ひょこひょことたどたどしく歩く様が映画「震える舌」の主演の少女と重なってついつい
「まぁちゃん、あひるさんのお真似?」
って。
十朱幸代のモノマネまでして。
破傷風かな?って。
ほんと、これでいいのか?
って思いました。
振り返ることができる大人になってた、自分。
そこで、次に浮かんだのがNETFLIXで絶賛配信中の「ルポールのドラッグレース」。ちょうど、シーズン4を見てたんですよね。面白いですよね、ルポールのドラグレース。
え?
- 茶色い猫
- 茶猫
- チャネコ
- チャド
- チャド・マイケルズ!
茶色いまぁちゃん、ってことで
まぁちゃんの本名は「チャド・マイケルズ」あだ名は「まぁちゃん」って事になりました。ひどい話です、いや、まじで、はっきり言って。
こんな無垢の子猫の名前が全身整形のドラッグクイーン(しかもおっさん)由来だと言う事実はこの子が死ぬまで私は忘れないでしょう。
まぁちゃんが来てからチャンミは子猫のテンションについていけず、脱水・点滴。まぁちゃんは地獄の使者と言わんばかりに部屋を猛ダッシュ&頭突きで散らかしまくり、挙げ句の果てには、己の糞を腹部に塗りたくり部屋をダッシュ。「お腰につけた、糞団子ごっこ」としてわずか数ヶ月で伝説を作ったりもしました。
これが、我が家に増えた新しい家族「まぁちゃん」の秘話です。
よろしくお願いいたします。