日々

メサイア公演に行きました

今日はお昼ごろにメサイア公演だと気づいたのでお仕事が終わってサクサク横須賀に向かいました。
今年で僕が聖歌隊に入隊して10年ということもあって、OBなのに一回も顔を出してないのでこれを記念に還ってみようと思ったのです。
そんで、場所がよくわからないので変わり果てた横須賀中央に到着して即効タクシーで会場に向かいました。
もう、はじまっていたのであわわとなりましたが先輩(一応)がひとりひょっこりでてきて「うほーかたおかー」と叫んで「ご無沙汰してます、片岡です」と挨拶しましたが、いつもどおりため口です。昔から先輩にもため口です。
悲しいことに第1部が終わっていて第2部から会場に入りました。
途中の休憩だったのでロビーで宗教担当の土井先生に挨拶をしてタバコを吸って楽屋に向かいました。
懐かしい人も沢山、先生も10年経ったのにまったく変わってませんでした。OBの数名も参加してうたってました。
あんま、10年前と態度が変わらないので休憩中にもかかわらず、10年ぶりにもかかわらずしゃべくり続けました。
第2部がはじまりまして、僕のきらいだった暗い出だしのアルトからです。
観客に回っても第2部のはじまりは嫌い。だからパンフレットを開いてみてました。
別紙に紙切れが入ってて佐津間先生が死んでました。
佐津間先生は今年の7月に死んだそうなのですが、「殺魔」と呼ばれる鬼身体障害者先生です。心臓は人口機器でしたが限界に達して今年死んだそうです。
「多分、佐津間先生に呼ばれたんだろう、僕ちゃんは」と思って暗い曲の中ほろりときました。
次は明るい合唱、顧問のテナーソリスト斉藤先生など曲調も楽しくなって一人でうきうき客席で小さな声で僕も歌いました。でも、10年はやっぱり長いので歌詞を忘れてます。
罪を清める曲でいろいろな罪を清めました。
メサイアのこの曲って何気に音符と音符を繋ぐと、すべてクロスするんです。楽譜全部、はじめから最後まで音符をひとつ飛ばしで線を引くと十字架が無数に出てきます。
まさに芸術です。
当時の思い出やら、去年、今年のおとぎ話やらを思い出して感無量でハレルヤでした。
ハレルヤでは観客もスタンドアップしなければいけないのですが、誰よりもはやく起立して構えました。
やはりハレルヤハレルヤ、キングオブキングで泣けました。
舞台でも北見先生は泣いてました。佐津間先生の件もあるのだとおもいました。僕もいつもは嘘泣きなのですがやはりナチュラルに泣きました。でも、ひとりで観客席でヒゲで年頃の男子が泣いてるのはおかしいと思いました。こんな姿は誰にも見せれないと心から思いました。
ほんで、第3部は休憩無しで続きます。
アーメンアーメン。最後の曲はアーメンだらけ。
ひとつひとつの出来事に対して感謝の気持ちやら懺悔の気持ちでアーメンアーメン歌います。
多分、アーメンの数が足りません。
アーメンの最後はトランペットが高らかにーで。希望を持たせてメサイア終了。芸術なので文章化することは不可能だと思います。
ほんで拍手拍手をしてアンコールを待ちました。
僕の代だと、アンコールはベートーベンちゃんのカンタータだったのでベートーベンあんまぁスキじゃなかったなーぁと思って拍手をしてました。
なんと、僕の大好きな「さやかに」が流れてきました。
あまりの不意打ちにハレルヤ以上に泣けてきました。「さやかに」は僕の大好きな歌で盛り上がりもありますし、本当に思い入れがあります。
通称「さやかに」であって原曲タイトルは忘れました。あまりの不意打ちにガクガクしてしまって客席で崩れ落ちました。これは無理だと思いました。
ほんで、「さやかに」も3番までしっかり歌って終了しました。
ぐでんぐでんになりながら喫煙所に向かいました
高校生に囲まれた喫煙所でタバコプーって吹かして平常心を取り戻しました。ほんで、30分くらいして、落ち着いてきたのでひろすえとかおけつひろみに電話してFEEBEEの誕生会の日程を決めたりして聖歌隊が出てくるのを待ちました。
たばこを派手に吹かしすぎて先生にまじで睨まれました。
そして、懐かしいメンバーに遭遇して打ち上げに行きます。


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