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June / 6月
21
2019
金曜日
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阪本茂吉

オペラ 椿姫 あらすじ

椿姫 第一幕 愛への目覚め

1850年頃のパリ。哀切な旋律が胸にしみる前奏曲。はじめの部分は第三幕の前奏曲の予兆で、悲劇をあんじしています。後半はワルツ。これは第二幕だでヴィオレッタが「私を愛してね。私があなたを愛しているのと同じくらい!」と語りかけ、思いを込めて「さようなら!」とアルフレードに別れを告げる場面の劇的な旋律だが、ここでは華やかに装飾しつつ、もの悲しい気分を作り静かに終わる。

高級娼婦ヴィオレッタの家のサロンでは、あ華やかなパーティーが開かれている。ヴィオレッタがパーティーに招待された人々と談笑していると、ガストーネ子爵に伴われたアルフレードが現れ、ヴィオレッタにあなたのことを思っている人と紹介される。客たちに促されて、アルフレードが即興で浮かんだ詩で「酒を味わおうではないか。愛が呼び起こす甘いときめきの中で」と「乾杯の歌」を歌い始める。合唱となり、ヴィオレッタも歌うが「愛は生まれては枯れる花で、二度と楽しむことはできない」と愛を否定する。

その後、人々が別室へダンスをしにいった後、彼は「ある日、幸福に満ちた幻のようなあなたが」を歌い、ヴィオレッタに「この思いは神秘的で崇高な間」と愛を告白する。ヴィオレッタは「私は人を愛することを知らないし、献身的な愛には耐えられない」と一笑に付すが、アルフレードが気になって仕方ない。そしてアルフレードの帰り際に「花をお受取りください。花が枯れたら、もう一度戻ってくださいますように」と話す。

「あぁ、そは彼の人か」ひとりになったヴィオレッタは「エ・ストラーノ(不思議だわ)」と自分の心の動きに戸惑う。「私が知らなかった喜びよ、愛試合されるとは。苦悩の中で孤立している私の魂が…私をあいに目覚めさせたのは」

「花から花へ」「馬鹿げた考え!」そうはいっても娼婦という今の現実。窓の下から「神秘的で崇高な愛」とアルフレートの歌声が聞こえてくる。しかし「私はパリという砂漠の中に見捨てられた女。私は快楽から快楽へと遊び呆けていなければならないのよ」

椿姫 第二幕 愛ゆえの自己犠牲

ヴィオレッタが愛に目覚め、裏社交界の派手な生活を捨てて3ヶ月。

アルフレードとパリ郊外の家で暮らしている。アルフレードは静かな愛の日々の喜びを込めて「燃える心を」を歌う。音楽はアルフレードの熱しやすい単純な性格を描く。しかし出費がかさみ、今必要なお金は1000塁(約2000万)。そのためヴィオレッタが資材を処分することを知ったアルフレードはアリア「あぁ、しらなかった」を歌い、自分の不名誉を恥じて金策のために飛び出していく。

アルフレードの父ジェルモンが来訪。
「ヴァレリー嬢で」息子がヴィオレッタに誘惑されて財産も貢いでいると思っていたが、話してみると誤解が解けた。ジェルモンは家庭の事情をしみじみと語り始める。長い二重唱が始まり、ヴィオレッタに息子と別れてほしいと愛玩する。

息子が娼婦と暮らしていると、娘の結婚に差し障りがあるという。ヴィオレッタはアルフレードへの愛を切々と語り、自分には友人も身内もないと歌う。次第に二人は理解し始め、ヴィオレッタは涙ながらに、愛ゆえにアルフレードと分かれるという、自己犠牲を払うことを決心し「お伝え下さい、清らかなお嬢様に」を歌う。

ヴィオレッタhパリの夜会に出るというフローラへの手紙をアンニー他に言付ける。
突然帰ってきたアルフレードに思いを込めて「さようなら」と泣きながら別れを告げる。しばらくしてヴィオレッタからの手紙を受け取ったアルフレードはヴィオレッタが自分を裏切ったと思い込み逆上する。

そこに現れたジェルモンは息子を宥め、説得しようとするがアルフレードの耳には届かなかった。

アルフレードはフローラの邸宅に向かう。仮面舞踏会でジプシーの女の「占いの歌」スペインの闘牛士の合唱が響く。間もなくヴィオレッタがドゥフォール男爵とやってくる。ヴィオレッタが心変わりしたと憤慨するアルフレード。彼は男爵を相手にギャンブルを行い、大勝して得た金を憎しみに満ちてヴィオレッタに投げつける。

屈辱されたヴィオレッタは倒れ込み、真実を語れず苦しみ、その場にいたジェルモンも苦しみ、アルフレードは自責の念にさいなまれる。そして男爵は血糖を申し出る。

椿姫 第三幕 貧しきものへの愛と愛の再生

悲しい結末をほのめかす前奏曲のあと、みすぼらしい寝室を舞台に、第三幕が始まる。

数ヶ月たった2月、謝肉祭の時期のパリ「本当の友人」であるグランヴィル石がやってきて診断するが、ヴィオレッタの余命は幾ばくもない。

遠くから謝肉祭を祝う人々の合唱がきこえてくる。ヴィオレッタは「みんなが喜んでいる間に、どんなに多くの不幸な人々が苦しんでいるかを神様はご存知です」と歌って手持ちの20塁の半分を貧しい人々に上げてね」とアンニーナに頼む。

今の彼女の慰みは、過去の日々の階層とジェルモンからのお詫びの手紙をしばしば読むこと。ヴァイオリンが第一幕のアルフレードのアリア「神秘的で崇高な愛」のメロディを穴しげに演奏する。

ヴィオレッタは「今の私にはアルフレードの愛さえも無い「神様、道を誤った女の願いに微笑みください。今はみんな終わってしまったのだわ!」と悲痛な心のうちを漏らす。

思いがけなくアルフレード斗ジェルモンが現れ、再開を果たす。「悪いのは僕だ」と言うアルフレード。「悪いのは私ですわ。だけど、愛だけが私をこのように変えてくれた」とヴィオレッタ。

「愛する人よ!パリを離れて、一緒に暮らそう」とアルフレード。ヴィオレッタはこうして最後の一瞬、愛の力で痛みの発作が闇、生命が甦る。しかし、それもつかの間、ヴィオレッタは息絶える

「あぁ、ヴィオレッタ」

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2019年6月21日 金曜日 | 阪本茂吉

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