photoshopで涙を描く
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甥っ子もすっかり大きくなってポケモンを一緒にやってあげてもDSをぶん盗られて「あい、全滅したよー」って返してくる残酷なお年頃になってしまいました。僕も年を取った証拠だと全滅した僕のポケモンを見て常々思うわけです。できれば、一緒にモンハンやりたいんだけどモンハンって一応R15だからあと10年近くは一緒にできない=そのころ、僕40歳と考えると恐怖で寝れないわけです。
写真素材を物色したのですが、いい撮影環境といいモデルだらけでナチュラルさに欠けるので甥っ子の写真(しかもバブ時代)で泣かせてやろうと言う試みです。自分で撮影しているのでクオリティは低い写真です。お仕事でも言える事なのですが、写真素材に期待して待ったりすると後で痛恨の一撃くらいのダメージを受けるようなクオリティの低い写真が来てしまったりするものです。ある程度の文句も必要ですが、僕の場合は「片岡さんだからどうにかしてくれる」と思われてしまっているので仕方ない所です。
Step1 涙を描く
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涙になる部分を黒くブラシで描きます。あとからいろいろ補正するのですごく大体描いて大丈夫です。上のように涙部分と濡れている部分を描くとさらにリアル感が高まる(はず)です。
Step2 レイヤースタイルの設定
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赤線で囲ったとこだけで涙が完成です。
簡単にできますが、最後の微調整は自分次第という感じです。
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シャドウの色を肌の影になっている部分からカラーピック。
画質の所のカーブを「山」を選びます。
距離やサイズは写真によって最後に微調整してください。
一気にレイヤーオプションの設定画面どおり設定してみましょう。
シャドウ(内側)
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光彩(内側)
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ベベルとエンボス
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グラデーションオーバレイ
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全部設定できたらほぼ完成です。
レイヤーの「塗り」を0%にしてほぼ完成したのを確認しましょう。
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ほぼ完成
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これで完成だろ!って思うかもしれませんが、これだと作った人は満足なのですがまだまだ涙は浮いてます。今回使用している写真も普通の赤ちゃんスナップなので、さらにレイヤースタイルで透明度やハイライトを微調整して、最後にレイヤー自体の透明度も40%位まで下げてみます。
右に作成したなみだレイヤーを左目にもコピーして配置します。
この写真だと右側の「ほっぺたの方が明るい=光は右から」なので、右のレイヤーの方が透明(見えづらく)左のレイヤーはシャドウを濃くして見るとよりリアルになると思います。
Step3 涙の形を微調整
ある程度の涙が完成したら、涙のレイヤーを「編集」→「変形」→「ワープ」で形を微調整します。もちろん、左右同じ形の涙が流れてたらちょっとおかしいですもんね。
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最後に涙のハイライトを入れて完成です。
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まずは補正前。
涙以外の補正もしてますので、間違い探し程度に見てください。
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全然違う話だけど「ベベルとエンボス」って「ヒデとロザンナ」「ペドロ&カプリシャス」と同類だよね。photohsopをいじりはじめた当時はこんなしょうもない所でほくそ笑んでました。これ、たぶん僕だけなんだろうな。