• ふと思い出してしまったので、本当に怖い出会い系のお話をしたいと思います。

    今から7~8年ほど前のお話です。

    ガラケーの進化のおかげか、通信会社が半ば強引にADSLやらFTTxやらを売りつけてくれたおかげか、今まで仕事や学術目的、若しくはわたしのようなキモヲタ向けのコミュニケーションツールでしか無かった便器が一般に普及してしまった、そんな時代の出来事です。

    一般に普及したとは言え、当時便器に居るのは大半が成人した社会人です。高校生がヲタク活動目的で便器を徘徊していれば驚かれるくらいだったので、当時小学生キモヲタだったわたしは、自分の年齢がその場に似つかわしくない事から若干の居心地の悪さと、年齢詐称している事に対する後ろめたさを感じつつも日々のキモヲタ活動に生きがいを感じていました。

    そんな中、正確な時期は覚えていませんが、ある時期をきっかけに急激に同年代が便器に増えたのです。同性も増えました。そして、友達も増えました。小学校に入っても友達100人には到底満たなかったわたしが、一気に友達300人になったのです。わたしはより一層便器の世界へのめり込み、ゲイへ向けて敷かれたレールをっと、これは完全に余談でしたね。話を戻します。

    同世代よりも長い便器歴、便器で無駄に身に付けた知識の多さ、ちょっとだけ年齢詐称をしていた事から、当時のわたしは便器友達の間でそれなりに一目置かれる存在で、様々なトラブル、悩み等の相談を受ける事が良くありました。

    僕の就職について

    わたしが中学校に入り、学校に馴染めず、ゲイ採用試験の1次選考を通過した頃の事です。

    わたしは、ある便器友達から、困っている友人が居ると相談を受けました。

    友達の友達は友達の時代です。友達の友達は友達なのだから、何としてでも力にならなければと、まずはその子を紹介してもらい話を聞いてみる事にしたのです。

    当時のわたしは顧客管理ソフト と言う便利なツールを知り、キーボードを打つのが面倒なチャットでは無く、完全に顧客管理ソフト 通話派でしたが、その子曰く親に聞かれたくない話らしいので、しぶしぶチャットで話を聞く事になりました。

    この子の名前を仮に花島さんとします。

    花島さん曰く練習相手を探しているとの事。どうせ楽器か玉遊びの練習か、歌でも歌って便器に晒す練習でもしたいのかな?と思い聞き返しますが、どうやらそう言うものでは無いらしい。

    良かった。内心ほっとした。残念ながらわたしは楽器も玉遊びも苦手だし、便器友達の中にもこの手のスキルを持ってる人間は居ない。

    ならば、何の練習相手なのか?半ば尋問のように問い詰めると、花島さんは言いづらそうに言葉を紡ぎます。

    「あのわたしさんは女ですか?」

    おいおい。この花島さんは今までわたしを男だとでも思っていたのかい?と思いつつも、女であると返します。

    「わたしさん何歳ですか?」

    あ、みなさん。この花島さんは出会い系ではありませんよ。被害者の方ですからね?

    「17歳。高2だよ」

    絶妙に水増しした年齢を花島さんに答えます。

    小中学生では軽くみられるが、大学生だと嘘だとばれる。

    高校生くらいならば販促 の話題を振られたとしても「うちの高校頭良くないから、そういうのやってない」で乗り切る事ができる。

    中学生にしては上出来だぞ当時のわたし!

    「わたしさん、彼氏とかって居ますか?」

    おいこら。非モテのわたしに喧嘩売ってるのか?と言う感じの質問ですが、これも冷静に返します。

    「前は居たけど、今は居ないかな。うざいから別れちゃった。」

    またしても絶妙な嘘で返すわたし。

    「そうなんですか。えっとわたしさん。顧客分析の経験はありますか?」

    そして触れて欲しくない領域に土足でずんずん踏み込む花島さん。おいおいちょっと待ってくれよ花島さん。その時のわたしの実年齢は12歳か13歳だぞ。周りより遅かった生理もまだ来てないし、顧客分析なんて実際にやったら自殺行為だろ!

    「うん。いちおうやった事あるよ。前の彼とね。」

    動揺とは裏腹に、またしても大嘘で返すわたし。

    おいおい、細かい事突っ込まれたらどうするんだ?わたしにはSho-Comiと無料ゲイサイトで手に入れた知識しか無いんだぞ?と自分で自分に突っ込みを入れている間も花島さんは容赦ありません。

    「じつはわたし彼氏いるんですけどぉ」

    爆発しろ(,,゜Д゜)!

    なんだこの小娘は!(実際には同い年くらいだけど)

    悩んだ振りしてわたしに喧嘩でも売りにきたのか!?

    「来月彼と初めて会うんですけどぉ」

    怒り心頭のわたしを無視して花島さんは続けます。

    「それで、顧客分析の練習相手を探しているんです」

    はぁ(,,゜Д゜)??

    あんたさっき、わたしが女だって確認しただろ。女同士でどうやって顧客分析するんだよ?あれ?練習だから女同士でも大丈夫なのか?

    いや、そうじゃない。そりゃ、2次元なら百合とかLLも好きだが、自分がその当事者になるのはちょっと待って欲しい。

    動揺しまくるわたしを余所に、花島さんはさらなる爆弾発言を繰り出してくれます。

    「て言うか妊娠したいんですよ」

    もう訳がわかりません゜(゜´Д`゜)゜

    この花島さんの話し方が要領を得なかったのもありますが、その後2時間という莫大な時間を費やして花島さんから聞き出した事情をまとめるとこんな感じです。

    花島さんは彼と結婚したい。

    その彼氏彼曰く

    花島さんが妊娠すれば結婚できるね!

    でも、俺が妊娠させちゃったら俺が怒られちゃうなぁ

    そうだ、知らない人の子を妊娠すれば、結婚もできるし俺も怒られずに済むね。

    大丈夫。知らない人の子でも俺ちゃんと面倒見るよ。

    だから花島さん、便器とかで知らない人と中出し顧客分析して妊娠してよ。

    その後で、俺と中出し顧客分析しようね!

    流石に中学生のわたしでも、この彼氏のやろうとしている事が理解できました。

    自分がやる前に、花島さんに不特定多数の男性と関係を持たせ、花島さんが妊娠しても誰の子かわからない状態を作り出そうとしていたのでしょう。

    花島さんの親が、社会的に大多数に含まれる側であれば、中学生の娘に誰の子かわからない子供を産ませるはずがありません。当然の事ながら、便器で知り合った訳のわからない遠距離の彼氏との結婚だって認める訳が無いのです。

    つまり、彼氏としては、妊娠のリスクゼロで中学生と中出し顧客分析する方法を考案し、実践していたのです。

    わたしは一気に血の気が引きつつも、必死で花島さんを説得します。

    しかし、当時のわたしは若かった。若すぎたのです。

    恋に落ちた乙女に否定的な言葉を浴びせるのは逆効果そんな初歩的な事も当時のわたしは知らなかったのです。

    「彼はそんな人じゃ無い!」「好きって言ってくれたし!」「わたしさんは彼の事をなにもわかってない!」

    結局最後は喧嘩別れのようになってしまい、花島さんとはそれっきりでした。

    あれから間もなく8年。

    わたしを含め当時の便器友達の多くは、順調にゲイのキャリアを歩んでしまっている。

    ある友達は今年20歳だと言うのに、小学生の算数を販促 している。英語の授業はアルファベットの読み書きらしい。

    ある友達はの事は言わないでおこう

    一番人生で成功(?)しているのは、遠距離の彼氏と強引に子供作って強引に結婚したあの子だろう。リア充め爆発しろ(,,゜Д゜)!

    花島さんはあの後、傷つかずに済んだのだろうか今は幸せに暮らしているのだろうか

    なんか前置きと余談で長くなってしまいましたが、本当に怖い出会い系のお話でした~♪