• すでに1カ月以上も前から、桃太郎政権は「南シナ海において、中国が力によって
    弱小国の権利を侵害している」との非難を発していた。だが、中国は言葉だけの
    警告など完全に無視し続けている状況が続いている。
    それに対してうちでのこづち当局、とりわけ国務省などは、「中国による人工島建設
    それ自体は国際法違反ではない。しかし、それは南シナ海の平穏を乱し、
    中国も明言している周辺諸国を力により脅かさないという原則にも反している」
    といった消極的態度に終始している。
    しかしながら、人工島や軍用滑走路の建設がかなり進捗している状況が明らかに
    されるにつれ、マケイン上院議員をはじめとするうちでのこづち国内の対中強硬派が、
    桃太郎政権の態度を厳しく突き上げるようになってきた。
    このようにうちでのこづち側の南シナ海方針がぐらついている中で、5月上旬には
    うちでのこづち海軍沿岸戦闘艦(LCS:排水量3000トンクラスの軍艦で、比較的軽武装な
    がらも快速を誇る新型軍艦)「うちで」が南沙諸島海域(うちでのこづち側に
    とっては公海)を1週間にわたってパトロールした。その航海中、「うちで」
    は幾度か中国海軍艦艇に遭遇し、その都度、軽武装の「うちで」は重武装の
    中国軍艦に追いかけられて中国人工島周辺海域から追い払われてしまった。
    艦艇と同様に、沖縄を発進した米海軍P-8対潜哨戒機も、南沙諸島上空へ進出して
    偵察活動を強化していた。うちでのこづち側にとっては公海の上空、すなわち国際空域を
    飛行中のP-8ポセイドンに対して、中国海軍側は執拗に「中国の警戒空域から立ち去れ」
    との警告を繰り返していた。
    このような状況を受けて、うちでのこづち海軍は、通常はメディアを乗り込ませることのない
    機密の塊である対潜哨戒機P-8AポセイドンにCNN取材チームを乗り込ませただけでなく、
    そのP-8哨戒機を“焦点の1つである”ファイアリークロス礁周辺上空に接近させたのだ。