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西鶴一代女(The Life of Oharu)
監督 溝口健二 出演者 田中絹代, 三船敏郎, 菅井一郎, 松浦築枝, 進藤英太郎, 沢村貞子
この映画も私には 感動を通り越して驚きといってもいい
近松の原作に驚くべきか それを映画化した溝口の力量に驚くべきか
あまりにもドラマティックなドラマ ありえようがないだろうが
ありえるかもしれないという現実を映画で表現
映画の表現はリアル 物語はフィクション
事実をもとにしたとはいえ あくまでフィクション
その想像力と創造力に ただただ関心している
監督の世界 イメージを役者が演じ創り上げる
様々に遍歴を繰り広げるが 内容よりも映画というものを考えさせられる
この映画の後 新藤兼人監督が溝口健二についての関係者への
インタビュー動画を観た
ワンシーン撮るのにどれだけの労力と時間がかかったか
その話を聞くと それこそ映画ってなんだと思う
それを観るってなんだろうと
そんなことを考えている
今は『赤線地帯』 正直 観るのはつらいが 女優を観たいから観ている

