7/30 トルクメニスタンのハイパーメディアクリエイター
「ふーっ」というものを漢字で書くとどうなるだろうか。
「府ーっ」・・・違う。
「譜ーっ」・・・こんなおしゃれじゃない。
「腑ーっ」・・・臓器っぽい。こわい。
「吹ーっ」・・・多くのかたはこう考えるだろう。
思い切って本人に聞いてみた。
すると予想外な回答が返ってきた。
「ふーっ」ではなく、「ふうーっ」らしい。
たしかに「う」をつけるだけで、躍動感が違う。
つまり「ふうーっ」は「封ーっ」とのことだ。
彼は生まれつき霊感が強かったらしい。
小学5年生を超えたあたりから、さらに強くなりこれではいけないと思い、
編み出したのが「封ーっ」だった。
「封ーっ」には意味が二つある。
一つは文字通り、「霊を封じる」こと。
二つ目は、「霊気を体内に封じ」、身体の免疫力を高めているのだ。
正直意味あるの?と思う方もいるだろう。
意味があるかどうかは自分次第なのだ。
この意味を理解するもの(私)が現れ、いつしか彼は「封ーっ」を使わなくなった気がする。
恥ずかしさだろうか。いや、「封ーっ」を使うまでもなく、霊たちを従えている証拠だろう。
一つ言えるが、私はこの先永遠に「ふうーっ」は言わないだろう。
というか言いたくない。