日々

ぺぇ

私は、目に見えない電波が好きだ。

何年かかっても、まだ理解できない部分もあるし、使いこなせない。手ごわい相手であると共に、興味の引かれる相手である。その電波の性質、特に偏波と位相を最大限に使って、何がどこまでできるのか、をテーマとして日夜探求しているのが、私の「波動情報研究室」である。

さて本稿第一回は、積雪と電波。この季節に雪の話というのは、季節はずれな感もあるが、「夏に雪の話も、また一興 …」ということで、お付き合いいただければ幸いである。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」 有名な川端康成の「雪国」の一節である。本州の日本海側から北海道にかけて、雪の多い地域として知られている。雪国と言う言葉には、雪とは対照的に何か暖かさがある。情緒、人情が含まれているような気がする。

私は、その雪国に生まれ育った。子供の頃は毎年4m位の積雪があった。昭和38年の豪雪時には、家の周りで5~6mにもなり、電信柱や電線をまたいで遊んだ記憶がある。後で聞いた話だが、降雪量を毎日積算したら、その年は29mになったそうである。屋根の雪下ろし(実際は屋根よりも高く積雪が溜まっているので雪上げになる)は36回を数えた。

毎日毎日、雪との戦いである。

これだけ積もると、情緒などとも言っていられなくなる。

当時、子供心ながら、この雪を何とかしたい気持ちがあった。そして、大学に勤務し、電波関係の研究をするようになって、雪との接点が少し出てきた。ここでは、積雪と電波に関わる話を紹介したい。なお、電波と雪氷全般に関しては名著*1があるので、興味のある方は参照されたい。 雪国の生活で、身近に電波に関する事柄。


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