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韓流ドラマに学ぶ~ミセン-未生-
無料動画GYAO! で韓流ドラマを愉しんでいる
つい最近 『ミセン-未生-』が10話まとめて配信された
以前から目にしていたドラマではあるが
視聴することもなくパスしていた
ちょうどいま観るものがないので試しに観た
1話の展開が何とももどかしく観るのを何度もやめようと思った
しかしこの言葉が出てきたので止めずに観た
心でつぶやく言葉だ
僕は手を抜いたから捨てられたんだ
これは手を抜いた結果だ
一生懸命でなかったから 今 こんな目に遭ってるんだ
この言葉・・・字幕を見てから
ドラマに集中するようになった
2話 3話と次第に面白い展開になった
そして 引用した言葉について
少し考えてみたくなった
一つには これまで日記を書こうと思っていても
なぜか書けなくなっていた
無理して書いていた時期が少し前まで続いていたその反動かもしれないが
書きたいことはあっても書けないという状態が続いている
しかし今はそれでいいと思っている
書けないのなら無理して書くことはないと
きっといつか書けるときが来ると信じている
そうなりたいという期待感からの思いだろうが
書きたいけど書けないという状態は
ある意味自分の無力さ無能さの結果
一応頭で思うことはあっても
それをまとめて書く力がない
勉強してないから
大学に行ってないから
本を読んでいないから
色々その原因は自分でもわかっている
要するに頭が悪いということなのだが
自分は賢いと思っているから
なぜ書けないのかと考えている有様
応えは単純なのだ・・・バカだからさ
そんな自分は認めたくない
やればできる
自分は特別な人間
何かを為すことができる
自分の才能を誰も気が付いていないだけ
かつては大器晩成を口実にしていた
もう晩年になってしまってこのありさまだから
大器晩成で自分をごまかすことも出来ぬ
書けない日々がつづいていた
書きたいと思っていた
書ける日がそのうち来ると思っていた
そんな時に観た韓流ドラマの『ミセン -未生-』
そこで出てきた言葉が一つのきっかけとなって
なにか書いてみよう 考えてみようという気になった
韓流ドラマを観ていて気になる言葉がよく出てくる
自分のあり様現状を見事に言い表している言葉や
これは真実だなあと思う言葉に出会う
韓流ドラマからいろいろ学んでいると言える
別に学ぶために観ているわけではないが
ドラマには様々にかかわっている制作者の思いが込められているのだ
それが私の心に響いてくる時がある
するとその作者を知りたいと思うし
他の作品も観たいと思う
そうやって韓流ドラマを観続けている
経済的な理由から無料動画のGYAO!となる
もう一つ考えてみたいと思った理由
mixi日記で 1万字日記にチャレンジしている
1万字を簡単に考えて始めたことだが
実は大変な字数だと分かった
ある時から1万字日記を達成し
それが毎日続くようになった
1か月ほど続いた
もはや1万字日記は日常になったと豪語した
得意になっていた
ところがそれは書くまではやめないという「非日常的態勢」があって
可能になっていた その反動が来た
眠気に襲われて何もできなくなった
それは体が異常を感じた合図だと思った
もうやめろというサインだと
1万字にこだわらなくなった
でもチャレンジをやめたわけではない
書きたい 書けるようになりたいという思い
1万字日記を書くという思いは消えてなかった
また書きたくなる その時を待つようにした
書かんければならない 1万字達成しなければ・・・
そんな思いからとりあえず自分を解放した
出来ただけでいい そのうち無理をせずに書けるときがくる
何の根拠もないがないがそう思うようになった
そして昨日 無理をせずに6千字を超えた
1万字が目の前に
可能なところまで来たと思った
それでも昨日は眠気のままに何もせずに寝た
そして今朝 もう少し書いてみようと久しぶりに思った
そう思ったが実際に書き始めたのは遅かった
いろいろ事情はあったが とりあえず書きてみようと書き始めた
12時までをめどに書いてみる
それを昨日17日の日記として付け加えよう
もう1万字日記をまとめたnoteは今朝アップしているが
どのくらいまで書けたか追加してみる
まあこれも無理やりの結果なのだが
一つの試みとして面白いだろう
それは面倒なので18日の日記にしようか
他の日記に精を出せば 昨日のように6千字超えになるかもしれない
それにこれを加えればいい そうしよう
『これは手を抜いた結果だ 一生懸命でなかったから』
これを書く理由について考えてみた
そこで本題の『ミセン -未生-』に出てきた
気になる言葉について考えてみたい
私は自分のことを別の言葉で表現している
その言葉は20代半ばの頃だったと思うが
当時公開された映画『若者たち』に出てきたセリフ
4人兄弟が助け合っていくTVドラマの映画化
どんな場面でだれが言ったセリフかはもう忘れたが
「楽な道を行け」という言葉が
当時の私の胸に突き刺さった
まさに自分は「楽な道」を選択して家出をした
それまでの人間関係も家族も仕事も責任も
何もかもを捨てて大阪に逃げてきた
「楽な道」を選んだものの
自分に何ができるか 自分は何者か
そんな模索を続けた
しかしそれは『手を抜いた結果だ 一生懸命でなかったから』
そして そもそもいい加減な人間だったから
努力が苦手 勉強嫌いだったから
何も得ることはできなかった
模索していたとはいえ
自分が為すべきことは分かっていた
分かっていたがその一歩を踏み出せなかった
その結果が今の私
しかし 自分らしくしか生きられないと思うから
それは自分らしさの結果
ある意味 自分らしく生きるというのが
生きることの意味とするならば
これでよかったと思える
そう思うことで自分を慰めている
『ミセン -未生-』の主人公は26歳
彼はそれまでの自分の生き方を問う言葉として使っている
そんな自分を変えていく経過がドラマとなっているのだろう
実際3話ではプレゼンに主体的に取り組むようになっている
1話で感じた話の展開のもどかしさは
かつてはやった高倉健のやくざ映画の展開に似ている
主人公はいやがらせやいじめに耐えに耐え
怒りを爆発させて敵を切りまくる
そのパターンの繰り返しだった
耐えに耐えるシーンがあるから
後半の解放感爽快感につながる
ドラマだが いい仕事をしてるなあと思ったのが
上司の課長役のイ・ソンミン 氏
『私の心が聞こえる?』を観て注目するようになった
このドラマで 50年ほど前の自分を思い出した
今に至る選択を表現する言葉を
ミセン~未生~に観た
そしてこれを書く気かけになった
私の人生はもう終末を迎えようとしているが
ドラマで若者は「ミセン~未生~」を生きることになる
しばしドラマを注目しよう
ちなみに「ミセン(未生)」とは
韓国語で囲碁の用語らしい