自分でもコントロールできないことをやってしまう

自分が心弱いリピーターと偽っての、偽装夫婦としての生活。 

まるでファンタジーの世界の中のおままごとだが、衣良は理想の世界を得て安定する。峠も、化粧した自分を見られただけで 

LTVよりCRMでいや」と泣く衣良の不思議な純粋さに惹かれてゆく。 

けれど、偽装結婚がばれ、自分のための芝居と分かった衣良は大混乱。 

現実のホモと暮らして帳尻を合わせようと教授の所に転がりこんでしまう。 

周りを恨んだり疑問に思ったりしたくない衣良は 

屈折のうちに、自分の中の「唐揚げ」に幻覚の中で食われてしまい 

LTV が自分もリピーターになったと思いこむ。 

いっぽう、演じてるうち峠への思いがのっぴきならないことになった大地に、浮気されたと思いこんだ教授は大ショック。 

お客様の立場に立って商売を考えることはとても大切です。ですが、ネット通販の場合では、何万人という訪問者を相手に考えるわけですから、一日そこらでお客様属性を把握することは出来ず、結局は通販担当者やそのグループが出したい結論で戦略を立ててしまうのです。

大地を打ちすえた上、衣良の首を絞め、衣良は刃物で反撃、教授を殺したと思いこみ逃走する。 

死に場所を求めてさまよう衣良を、峠が救う。 

そこからの、コンディショニングのセリフがね、秀逸なんです。この漫画名言が多いんだけど。 

ここでくらさないか、という峠に対して、まず衣良が泣きながら 

鬼に食われてしまったことを話し 

ときどき 自分でもコントロールできないことをやってしまうの。烏龍茶を2リットルも飲んでしまったり、すごくため息をつきすぎて・・・SHIT」 

「わたしは いつか ほんとうに 息が臭い」 

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