本当は実験なのだ
最近徳田さんのことしか書いてない。というかそれしか書けない。何年か後に読み返したらじたばたしたくなるなこれ。
本当は実験なのだ。失恋してからは男友達の作り方を学ぶために色々やってる。自分がいかにその場の感情に振り回されずにポーカーフェイスで接するかを勉強しなければならない。基本は対人間なんだけど、やっぱり片想いの状態では仕事に支障が出てしまうからだ。まあバレてんだろうけどな…?
今日は定時だったけど、朝から空港に行ってお土産買って山形に送った。その足で中洲川端まで戻ってきて、ドンキホーテで靴下を大量にゲットして、ひとりでくら寿司ランチ。あんまりお腹空いてなくて、でもそれでもお寿司7皿は食べ過ぎか。12時に会社に入って仮眠ブースで30分のお昼寝をして勤務開始。開始直後から調子が悪くて吉浦さんに心配された。でもコーヒー飲んだら3時間後くらいには大丈夫になって、エアウィーブの座クッションを抱き枕として抱っこして顎のせて応対した。すると徳田さんが来る度に抱っこしているクッションをちょんちょんとつついてきて必ず「来ましたよ」アピールをしてくる。今日は佐事さんが隣で、お昼休憩戻りに見たらすごく眠そうだったので爆笑して、話しかけてみた。昔テニスやってたとか、握力が43キロくらいあるとか、腕相撲結構強いとか、うさぎのうさたろうがかわいいとか話した。あとは人見知りで学生時代は友達いなかったとか。佐事さんとは話がはずむな。
16時くらいから徳田さんがラウンドし始めた。スマホアウトしてる時にとなりに来てしばらくじーっと見てきて、お客さんが因縁つけてきて乗りきるために目を瞑って集中してたら、離席を入れる「ピッピッ」という音がした。通話終了後に履歴を入力してたら井手口さんが走ってきて、「離席11って、なんの勉強会?」っていうから、CTI見たら勉強会離席になっててびっくりした。「いや、わかんないです。なにかあったんですか?」井手口さん「いや、こっちが聞きたいw」「さっき徳田さんが入れてったんですよ」「…?」それで察したようで、苦笑する井手口さん。そしたら背後からニヤニヤしながらゆっくり近づいてくる徳田さん。井手口さん「もーねぇ、だめねぇw」「腹パンしといてください」「やっとくやっとくw」徳田さん「どうしたんですか?✨」私「また来やがった?」井手口さん「大好きなのねぇw」中村さん「どうしたんですか集まって?」徳田さん「彼女ラーメン友達」井手口さん「ラーメン行ったの?笑」私「はい、この間仕事終わりに」井手口さん「あはは❗笑」一時的に私のところに三課のSVが三人集まるという事態に。で、一度井手口さんと徳田さんで離れていく。そのあと徳田さんがひとりで来て「勝手に勉強会離席ダメじゃないすかー❤️」私「私じゃねぇ?」「ふふふふwww」
そのあともまた来てイタズラしようとしたので睨み付けたら手を引っ込めていった。叩かれるのが嫌になったかな。
また来て、そのときは業務の内容確認だったけど、「かりんさん」と呼んでもらって嬉しかった。ラーメン屋でもかりんさんとはっきり呼んでくれてじーんときた。私は徳田さんと呼んでる。それがいいんだろうな。
仲良くなれて嬉しいけど、彼が辞めるときさびしくなるな。少しは寂しいと彼も思ってくれるのかな。いや、あの人間性だから、これまでの職場でいつもあんな感じだったんだろうな。きっとさびしくなるとか彼はなかっただろう。そんな程度で終わっちゃうのか。まあ仕方ないよな。