姉さんの日々 10月1日(火)~普通に
午前9時前 8時前から姉さんの食事始めて
いつものパン食 今日は食パンにジャム
栄養補給ドリンクを切らしていたので牛乳に浸して
彼女はいつものようにゆっくり時間をかけて食べる
ごえんが一番怖い 昨日痰がらみでせき込んだのはそのせいだろ思う
朝方にはかなりの高熱が出た 肺炎が疑われる
高齢者はそれでなくなる方が多い その危険性はあった
7時ごろから静かに眠るような感じだったが
それは寝ている状態ではなく 意識の境目をさまよっていたのかもしれない
午後 彼女は目覚めて しっかり目は開けていたが まだどこか中を見ている感じで
私が声かけても届いていたかどうか
目が開いたことで 先ず水分を少しでも口に入れようと思った
それが少し私の勇み足 急ぎすぎだと思ったが
点滴を彼女が嫌うので できるだけ口からの摂取を確認したかった
少し食べただけでせき込む状態だった
やはり急ぎすぎたようだ
点滴だけで脳梗塞による無意識状態を乗り越えた
そのことを思えば あの常盤は死は何もしていない できない状態だった
その時のことを思えば なまじ彼女の意識があるので
どうしても食事をとらせたくなった
昨日は何度か食事を試みたが よい感触はなかった
悪くなって点滴を再開したばかりということもあって
私も急く気持ちもあったが 用心せねばとも思った
それでも晩の食事では 食パン4分の1に混ぜていたクスリを
飲ませることはできたので 少し希望が持てた
寝てから時折咳が出ることはあったが 続かないので安心していた
そして今朝 7時に起きてから色々用を済ませて彼女の食事
小1時間かけて やっと食パン4分の1 各種の薬も混ぜていた
食べ終わって野菜ジュースを小さじに3杯
少ないと思うが 昨日急いて失敗しているので それでまず十分
これから少しずつ分けて飲ませていくつもり
せき込むこともなく食事を終えて 今姉さんはこちらを向く状態で寝ている
顔を動かしているので起きているようだ
診療所に電話して 今日は往診を断った
その代わり明日が往診日だという
これまでは二週に1回にしてもらっていたが
今月から毎週になる
姉さんの状態を見れば その方がありがたい
今日火曜日は10時からリハビリ
姉さんを大好きな先生が来てくれる
日曜からの様子を話すことになるが
以前のような元気な姉さんにまだ戻ってないが
食事を少しでもとっていると話せば
安心してもらえるだろう
今回も姉さんは一山超えたと思う
安心するにはまだ早いだろうが
これは私の希望的観測
それではまた
ごきげんよう