古い日本映画を観ている~『敵機空襲』(1943年、松竹大船)

『敵機空襲』Enemy aircraft(1943)

【スタッフ&キャスト】脚本:斎藤良輔/武井韶平 監督:野村浩将/吉村公三郎/渋谷実 撮影:斎藤正夫/長岡博之/生方敏夫 出演:上原謙/田中絹代/高峰三枝子/河村黎吉

敗戦まじかの作品ということからも興味ある

国策映画 戦意昂揚映画として3人の監督が手分けして急いで作ったのだろうか

空襲に備えての防火訓練 避難所づくりなど 隣組の活動活躍を描いて

その非協力者に地主とブローカーを対比させて

実際空襲で奥さんと子供が 隣組の人に助けられたことから反省するという話になっている

そういう背景がありながらも

上原謙を巡る田中絹代と高峰三枝子の恋の行方が気になる展開

土地ブローカーの妹が兄の仕事を批判し

困って家を手放した高峰三枝子の家族を気遣う

その妹は三枝子の愛への恋心を頂いている

三枝子は家を手放し下町に引っ越した身を嘆かずに 積極的に生きていこうとする

絹代の父親役は古い映画は常連の河村黎吉 米屋の主人で隣組の世話人

隣組の世話焼き婆さんに これまた常連の飯田蝶子 この二人がいい味を出している

とにかく観る映画にほとんど出ていると言っていいほどの大活躍の俳優

とにかく上原謙は これ以上の二枚目俳優はないと言っていいくらい

それでいて喜劇にもいい味を出す

私は加山雄三の父という認識から出発しているが

古い映画を観てその魅力を知ることになった

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