初めてのオペラ
今写真を見ると舞台がとても豪華でびっくりします。
舞台にいると緊張もあって見回す勇気も起こらなかったので何も覚えてないのが残念!
初めてのオペラは「フィガロの結婚」の伯爵夫人をやりました。
ボケの私にとって歌詞を覚えるのが大変だったし、それにも増して発声の悪さで歌えるかどうか四苦八苦して辛かったなあ。
しかし尊敬するマエストロ・ガルディーニの演出でこの役が出来たのは本当に良かったです。
マエストロは真の芸術家であり真のイタリア人でした。
だからとんでもない事も色々あったけれど(笑)、私のイタリアオペラへの知識、声楽とはどうあるものか、という知識を得られたのはマエストロのお陰です。
このオペラは私にとって大きな第一歩でした。
オペラはつくづく楽しいものです。