September / 9月
3
2019
火曜日
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また明日ね

さようならが言いたかった。

でもこの世界にさようならは必要なくて、さようならは不穏だから、かわりに何を言えばいいのかな。

さようならがない世界だ。

おはようと声をかけてくれる人が、けっしてしなずに、けっしていなくならずに、

カーテンのようにこの部屋に佇んでいる姿を想像するだけで、十分と思い直す。

死んでしまっても世界は終わらないけれど、確かに枯れていった花はいくつもあった。

世界の全てを把握していたなんていったところで誰も信じてはくれないけれど

(もしかしたら君は信じてくれるかもしれない)

どこかで私は全てを握りしめていて、そうしてそのまま去っていった。

さいごまで君のためにすべてはあったのだ。

2019年9月3日 火曜日 | ここに名前を入力

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