January / 1月
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1970
木曜日
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NPOの寄付集め支援

どうも嫌悪感が半端ない。

どうも嫌悪感が半端ない。
何度伸びをしても臭さが取れない。ストレッチしたりドア枠にぶら下がったりしてもすっきりしない。一番軽い靴を履いて家を出て歩いていってまずコンビニへ行く途中の格安自動販売機で炭酸のきついエナジードリンクを買って飲んだが全く気力が出ない。最近また増えた子猫の群れの真ん中を突っ切って歩いてもあまりの覇気のなさに舐められてしまって猫逃げない。

歩いても歩いても電信柱が近づかない。頭の角度が定まらないので顎を上下させてバランスを取りながら俺は遅い朝食を取ろうと街を歩いて行った。ゲップの通過した後の澱みのない青空とは裏腹に俺の心中は相変わらずどころかいつにも増して粘度が高かった。妙に暑かった。自宅を出てから数十メートルにもかかわらず、軽い靴を履いてきた足裏に不快感が生じていた。かと言って戻って靴を履き替えることも煩わしいし、この先何処へ行くかすら決めていないのだからその行為に見合う価値があるか分からない。

逡巡しているうちに進んでしまった道のり方がもったいない気がしてそのまま惰性で歩いていった。それは自分の人生にとてもよく似ていると思っているうちに更に数メートル歩いていて最寄りの信号機が見えてきた時、エナジードリンク味のゲップが出た。環状線の信号は青が短い。走ろうか、次の青を待とうか、ここで俺は試された。ほぼ毎朝、「ここで走ればきっといいことがある!」

と根拠のない願掛けをして小走りになるところだが…今日も走った。歩行者信号は赤だったがまだ車道の信号は青だったのでセーフだと言う事にした。

嫌悪感と倦怠感

商店街を歩いて行く。上の空すぎて周りの人たちの会話が外国語のように聞こえる。それもおもしれえなぁ…海外にいるみたいだなーと考えて駅前まで歩いてきた。少し歩いたせいか血行が良くなったらしく、頭が回転してきて今日はおまんじゅうを食べようと思い立った。各種香辛料の作用で口内内が刺激され、体内の大半がそこに集まっているセロトニンが活性化するとかで、とにかく幸せモードに気分がなるらしいと読んだ為だ。幸せモードになりたい。そして朝食はココイチに決まった。

メニューを見たがどれもパッとしなかったのでプレーンを頼もうかと思ったがなんか貧乏臭そうなのでチーズおまんじゅうにした。辛さを聞かれたが目の前に辛味スパイスがあったから「普通」にしてもらった。好きなだけスパイスを入れた。が、どうも味覚もはっきりしないのか全く辛くなかった。

茶色いおかゆ食べている感じ。困ったな…と思ってお会計をした。いくらだったか失念したが俺は千円札を出した。そして幾枚かの硬貨をおつりとして受け取ったのだ。その時にレジの女の人の手がだね、まあ俺の手に触れたわけだ。そこでやっと今日が始まったと言って良い。

キタ――(゚∀゚)――!!…キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━ッッッ!!

1970年1月1日 木曜日 | NPOの寄付集め支援

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