うんこミュージアムに行ってきました【ネタバレ】
この記事には【ネタバレ】も含みますので来場を考えている人は来場後にお読みください。
うんこミュージアムに行ってきた
横浜に新しく出来たアソビルにあるうんこミュージアムに行ってきました。わざわざ前売り券を購入してオープン二日目の14時から入場できました。時間が分かれていたので混雑は予想してたよりもありませんでしたが、行列はできていました。みんな、うんこ大好きなんですね。
並んでいたのは子どもよりも大人の方が多かったです。大人の入場料金が1600円という強気な値段設定にも驚きました。ちなみに東京国立博物館の入館料金は620円なので3倍近い入場料です。
オープン2日目だからか、あまり完成度が高くありませんでした。
飲食店は夕方から開くみたいですし、トイレも工事中の部分がありました。うんこミュージアムの他にワークショップがたくさんあるフロアもあるのですが、オープン2日目はじめての土日なのにガラガラでした。
廊下にもアートがあります。
楽しそうでなによりです。
うんこミュージアムの他には脱出ゲームなどがあります。期間展示のフロアみたいなのですが、少しだけ行く先が不安になるクオリティでした。
いざ、うんこミュージアムへ。
入り口からハイテンションの店員さんに誘導されて洋式便器でうんこをさせられました。その汚物に棒を刺してミュージアムに入場します。ちなみに、入場すぐに見せられたうんこの映像はなんとも言えない感じだったので一緒に入場した人(子どもを含む)は超無言でした。
インスタ映えを狙ったものがほとんどで、写真撮影ゾーンが広かったです。宙に浮くうんこと写真を撮ったり、うんこケーキの前で写真を撮ったりとInstagram用の展示が続きます。
子どもたちが狂喜乱舞してたところは、プロジェクターで映されたうんこを足で踏んだら潰れるというゾーンでした。子どもたちは四方八方からあらわれるうんこを踏んでやろうと転げながらうんこを追いかけていました。
子どもたちに負けじと別になにかの得点があるわけでもなく、出てきたうんこをただ踏むだけのゾーンに入りました。子どもが思いっきりタックルしてきたので数分でゾーンから押し出されました。
そこで一番印象深かったのは、うんこを踏むのに必死になる子どもを見守る母でした。生活に疲れて、子どもを楽しませようと来てみたもののまったくノることが出来ない女の、母の生き様を見たような気がしました。
自分で便座の中にイラストを描けました。
その他、有名人が描いたうんこのイラストも多数展示されていました。その中でも、為末大選手のうんこは感慨深い筆跡でした。
「うんこ」を扱った割には・・
点数をつけるとすると10店満点中「3点」くらいでしょうか。
お値段も高い上、完成度がまずまずでうんこ好きな人よりは「たまにはあなたと、うんこでも」くらいの人が見ると満足なのかもしれませんが、全体的に「インスタ映え」がメインです。
特に、うんこに対してあたらしい感情が芽生えることも少ないですし驚くような発見も少ないです。最後の方にある「世界のうんこゲーム」が勉強になるところでした。
「うんこ」を題材にしている展示は実は数多くあります。あまりにエグい内容なので注目されにくいかもしれませんが、うんこミュージアムよりもしっかりと勉強になると思います。
うんこが嗅ぎくらべられる「うんこだゾーン」
熊本市東区の市動植物園で、本物の動物のふんを並べた企画展「いきもの ホンモノ うんこだゾーン」が開催され、夏休みの子どもたちに人気だ。餌や健康状態に学びが広がると初めて企画した。園内施設では、フクロウやチンパンジーなど主に園で飼育する10種のふんを透明ケースに入れて展示。嗅ぎ比べに挑戦でき、臭いの違いをもとに消化の仕組みを紹介している。https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/442470/
しっかりと「うんこの仕組みをこどもに伝える」趣旨がいいです。嗅ぎ比べって言葉もすごいエグくていいですね。
イギリスの「国立うんこ博物館」
恐竜のうんこの化石に加え、ヘラジカから人間の赤ちゃんまで全20種類の大小様々なうんこが展示され、瞬く間に世界中から注目を集めた。https://www.discoverychannel.jp/0000010628/
もう、世界規模。
などなど、数多くの「うんこイベント」は日本だけではなく世界各地で開催されていますが、横浜のうんこミュージアムは「インスタ映え」「SNS用」のイベントに終わってしまっているのがとても残念です。せめて、大昔原宿で買った「うんこの香水」みたいなグッヅが売ってたら懐かしさのあまり即効で買ったんですがグッヅもそこまでそそるものはありませんでした。
「うんこミュージアム2」に期待します。
https://ale-box.com/unkomuseum/
#うんこミュージアム
#うんこ