いろいろありすぎる
筑紫野市の賃貸が破談になった。そして、はっさんが私のことを好きみたいだとわかった。徳田さんがまったく構ってくれなくなったけど、嫌いとかじゃなくて忙しかっただけだってこと。なんなの、ほんと、ご縁って。
賃貸が破談になって、前残業の日。お腹空かなくても何かを食べないといけないと思って、とり天うどんを頼むためにヌードルの列に並ぶ。前に偶然徳田さんが並んでたけど、それどころじゃなかった私は「良く似たスーツが前におる」と思ってボーッとしていた。うどんをとった徳田さんが私を振り返っていたけど、私の見た目が尋常じゃなかったようで声をかけずにテーブルに行ってしまった。私はしまったと思って、彼が座る席に行く。隣に座らせてもらって、食べようにも食べる気がしない。「大丈夫?疲れてるね?」「いや、すみません。ちょっと色々あってですね…はぁ(-ω-;)」「そっか。まぁ、食べなよ?」「そうですね。はい」食べなよと言われて食べるけど、いつもほど食事が美味しくないし、第一、徳田さんと一緒にいるのに嬉しくなかった。途中で糸永さんと合流して一緒になる。話をしたら、とりあえず犬だけ連れてきて私が引っ越すことを検討したらどうかと言ってくれた。出勤早々に「みんな死んでしまえばいい」と悪態ついたことを謝ったら、徳田さんが「まあ、人間生きてればみんな死ねばいいって思うこと必ずあるよね✨賃貸交渉するとき、いつものかりんさんみたいに上から目線でいけば?」と言うので「あたしどんだけ嫌なやつなの( ̄▽ ̄;)」と突っ込んだら笑ってた。そのあともずっと話をして、一時間くらい一緒にいさせて貰った。ほんとにありがたい。
チャレンジデーは徳田さんとまったく触れあえなかった。でもその代わりに中村さんといっぱい話した。はじっこの席に座れば徳田さんとじゃれあえるかと思ったけど、徳田さんは多忙だったみたいで来てくれず。でも今回はダイソンの掃除機セットが大コケしてすごくヒマだったから、お喋りに来てくれてもいいようなもんなのに。まあ色々事情はあるか。でもその日は徳田さんの座る列に太田ちゃんと長住さんとゆみさんが座ったらしい。徳田さんがその日彼女らに「かりんさんは今日来てますか?」と聞いたという。あと何かを言わなきゃと言ってたらしい。それを聞いて、それだけのことなのに嬉しくなった。それを知らずチャレンジデー当日、気分的に落ち込んだ私は「ロッカーの中を断捨離したいのでうまい棒要りませんか」とチャットした。「三本から受け付けます」ときたので「ざんねん 一本足立さんにあげたので2本しかありません よっちゃんいかつけますがどうですか」「よっちゃんいか苦手なので、2本でいいです ありがとうございます」「かしこまりました」で、離席してうまい棒持って置いてくる。並んで座ってる彼女らと目が合って「よっ?」と挨拶して、徳田さんには無言。「さんきゅーべりーまっち!」とチャットがきたので、「お腹すいて吐きそう」と返信。同じ10時上がりだから一緒に帰れるかなとか思ったけど、そんなこと考えてもと思ってさっさと帰った。
そうだ、書くのを忘れていた。19日の飲み会のあとに「タクシーで送るから」といつも通りにはっさんに言われて二次会に行った。阿比留さんとはっさんのやり取りが変だった。そのとき女は私一人だけだった。「あんたの女に手を出して悪いね」と言ってはっさんが阿比留さんにくっついて内緒話をすごくしていた。二次会に行くと決まったときに、からちゃんを遠くまで連れてって一生懸命何かを交渉してたけど失敗して別れて戻ってくる。その他に色々おかしなことがたくさんあって、磯丸水産で隣に座るはっさんに「私のこと好きなの?」と聞いた。そしたらニヤニヤしたままフリーズして、少ししてから「…えっ、ちげーよw」と返事された。でもその会話のあとからお腹を事あるごとにつつかれて、ホントに嫌だったから「やめろさわんじゃねえ気持ち悪い!?」って本気で怒って言った。でも効果なくて、帰りの商店街歩いてるときもタックルしてくるし、タクシーの中でもお腹をつついて、しかも私のバッグを揉んできた。さすがに少し怖くなった。いつもなら安藤病院の前のファミマで降りるのに、そのときは自分のマンションの前に横付けた。その時に阿比留さんが「初田の部屋は◯◯号室ですよ✨」と言うので「降りない、帰る」と言って出してもらう。翌日18時頃にはっさんからLINE通話がきて、はっさんが貰ったお肉を阿比留さんの家で食べるけど一緒にどうかと来た。嫌だったから二日酔いと嘘をついて拒否。そのあとからは普通に接してくる。まーちゃんとか糸永さん、ゆみさんに言ったら、はっさんが私を好きなことは確実だと言われてショックだった。お腹をつつかれたそのときの事が、意外と恐怖だったみたいで、地下鉄で隣に座るとき怖くなる。本当は隣に座りたくないのに。これが徳田さんだったらどうだったの自分?
そういうこともあってナーバスになってた。昨日もふれあえなくて、でもまーちゃんから信じるように言われてがんばる。
今日は席がなくて、一人だけ一課の隣に座る。私の右隣にからちゃんが来て、少しは寂しくないと思った。今日もすごく暇だった。からちゃんのブギボーにまず吉浦さんが花丸を描く。からちゃんが消す。また吉浦さんが今度はへのへのもへじを描く。消す。吉浦さんが「唐津」と描く、消す。佐事さんが「佐事」と書いてからちゃんが消す。私が「嫌」と書いたら、佐事さんがもう一枚ブギボー用意して、そっちにも「嫌」と書く。で、からちゃんが消す。面白くて笑ってしまった。
私の座る列がだれもいなくなってひとりぼっちになる。レディ待機で毛布を見ていたら、徳田さんがきた。ついたての向こう側から見てきて、何が調子が悪くて見に来たんだと思ってそのまま放置。最近構ってくれないから別にいいやと思ってたら、やけに見てくる。それでも無視してたら、いよいよ私の席の真ん前に来て目線を合わせて来るので顔をあげた。「寝てたでしょ」「寝てないです」「いや、寝てた」「寝てないですって」「目開けたまま寝てたでしょ」「いやだから寝てねーって?」一度それで終わったけど、毛布がネット上でアクセス出来なくなって徳田さんを呼ぶ。「これ欲しいなと思って見てたんですけど、アクセスできなくなっちゃって」「うん」「完売しちゃったのかな」で、操作したら、ちゃんと表示された。「あれ?」「やっぱ寝てたんじゃん」「違うってば!(-ω-;)」で、ラウンドに行ってしまう。そのあともう一度来て、「そうそう、言うの忘れてた!」「は?」「汲み取り不足!」「…は?」「コンサルのときの汲み取り不足✨」「それ吉浦さんからもう聞いたよ?」「不足してますよ✨」「今更かよ!(-ω-;)」「ふふふふw」
やっぱり忙しかったんだなと思った。自分のものではないのに、こんなに気持ちが乱されてしまうのは、やっぱり好きだからだな。
香水とヘアオイルをナデテとリビドーに変えた日、足立さんがExcel入ってる席を探していた。私のところにも来たので、「あたし今日変なにおいしない?」と聞いた。そしたら「え、わかんない」と言って、首筋を嗅がれてびっくりした。そして「かりんさまめっちゃいいにおい!」と言われて、ドキドキしてしまった。
ゆみさんとまーちゃんいわく、いま私はモテ期らしいけど私は違うと思う。困った。モテ期ではなくて、お友達増加の強化キャンペーン期間中になってるだけだと思う。それをどんなにみんなに説明しても、わかってもらえない。私をそういう対象に見る人はいないというのに。足立さんだって徳田さんだって当たり前に「気安い仕事仲間」として認識してるだけ。それ以上は私には求められてない。他の人だってそうなんだから。私がゆみさんとか今泉さんとかみたいに可愛くて綺麗ならまだしも。そういうモーションかけられたらさすがに私でもわかるっつうの。
友達だよ、友達。